車いすで暮らす「安芸の家」1 玄関・リビング

「安芸の家」は、車いすをお使いになっている施主様との5回目のご自宅の建築です。長いお付き合いですので、お互いの好みもよくわかっているため、設計と工事期間はとても楽しいものとなりました。

自宅で何でもひとりでできるようにしたいという施主様のご意向に沿って、車いすで暮らしやすい設計となっています。

道路から玄関へのアプローチは、庭の小径のようなスロープになっています。

スロープは玄関(写真右)まで続いています。奥のウッドデッキやリビングの窓からも出入りができます。

広々とした20畳のリビングは、車いすがぶつかる心配もなく、ストレスフリーです。車いすからデイベッド(写真左手前)に移って使うこともあります。

西側の掃き出し窓(写真奥)は、全開できるので、ウッドデッキと一体化して借景を楽しむことができます。もちろんフラットフロアなので車いすでそのままウッドデッキへ出られます。

リビングの南側の掃き出し窓(写真左)は、そのまま庭へも出られます。

リビング西側の掃き出し窓に面したウッドデッキ。車いすでリビングから出てきて、外の風景を楽しみながら食事もできます。

車いすで暮らす「安芸の家」2 寝室・浴室・トイレ

Caring Design Architects

ケアリングデザインアーキテクツは、50代以上の方々や障がいをお持ちの方の住まいに特化して、一戸建て住宅・マンション・高齢者施設などの新築またはリノベーション業務を行っています。 代表 一級建築士 吉田紗栄子